| 水 谷 歯 科 |
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今般の新型コロナウィルス感染症が世界的な広がりをみせ、令和2年4月７日に政府から7都道府県に、そして全国的に「緊急事態宣言」が発令される事態となりました。それに対して当院といたしましても国並びに愛知県及び愛知県歯科医師会の感染拡大防止政策に協力していく体制で臨みたいと考えています。 （以下所々抜粋） 当院の理念は患者さんとの信頼関係を基軸に、健康寿命の延伸と生涯を通じての歯とお口の健康作りに取り組んでおります。そして安心安全で質の高い歯科医療を提供することにより、地域保険、医療、福祉の向上を図り、歯科医療を通じて地域の方々のQOLの向上を高めることに寄与することであります。 地域の方々の歯とお口の健康、全身の健康を維持するためにも、スタッフ一丸となり新型コロナウィルスの感染拡大防止に取り組む体制を堅持する義務があると考えております。 歯科医療は処置行為が多く、それ故に、20年程前より感染症対策に取り組み、対策講習会の受講、診療報酬に感染症対策費が評価されない中、滅菌装置、口腔外バキューム等を配備し、マスク、グローブ、ゴーグルを着用し感染症対策に励み、保健所の医療監視による改善点いも即座に対応してまりました。リスクの高い職種であるが為に専門的知識と最新の注意を払い、患者さんの感染を防御して参りました。 B型、C型肝炎、エイズ、新型インフルエンザにも対応してきました。 PCR検査、抗体検査が整備され、患者さんの安全性がある程度担保されるまでは、全ての患者さんが感染者である可能性を想定して万全の体制で診療していきたいと思います。 また、我々歯科医師は最前線で治療はできないが、ウィルスの侵入の入り口である口腔の健康管理を徹底することにより全身の免疫力を高め、口腔、咽頭部に付着したウィルスの除去を行うことがウィルス感染予防に貢献できると考えております。 感染症拡大の局面において患者さんが歯科医療に不安を持ち怯えるのは至極当然の事とは思いますが、安全性を説明していきたいと思います。 パンドラの箱を開けた時に、全ての不幸、邪悪なものが世界に拡散した。そして最後に底に希望が残ったと言われていますが、根拠のない希望という名の妄想が人の心に隙を生じさせる。底にある希望を外に出す為には、皆様及びスタッフ一同に英知と努力を結集する必要があると考えます。 「当院から一人の感染者を出さない」と言う不退転の決意を胸に、地域医療に少しでも貢献できるようスタッフ一丸となって未曾有の疫害に立ち向かいたいと思います。 歯科医療は安全であると神話が生まれるまで。 |