| こんにちは、院長の水谷です。 ジメジメして体調を崩しやすい季節。 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。 この時期は食べ物も傷みやすく、食中毒にならないように気をつかいますよね。 食材を買ってきたら速やかに冷蔵庫に入れ、料理をする際は手を丁寧に洗うといった対策のほか、殺菌作用や抗菌作用のある薬味を使用するのも一つの手です。 薬味には抗菌・殺菌効果に加え、食欲を湧かせる効果もあります。 「暑くなると食欲が落ちる…」という方は、食事に薬味を活用してみてはいかがでしょう。 代表的な薬味には、ショウガ、ニンニク、ミョウガなどが挙げられます。 ちょうど今が旬の薬味といえば、大葉でしょうか? ちなみに「大葉とシソの違いは?」と、疑問に思っている方もいらっしゃるかもしれませんね。 一般的には、青ジソのことを「大葉」と呼ぶそうです。 青ジソは1年を通して出回っていますが、赤ジソは青ジソよりも旬の時期は短く、5月頃から7月頃にかけてが旬。 赤ジソは梅干しや梅ジュースに用いられだけでなく、ふりかけの“ゆかり”も赤ジソを乾燥させたものです。 青ジソと赤ジソを比べてみると、赤ジソのほうが抗菌作用が強いのではないかという説もあるようですが、含まれている栄養素に大きな違いはなく、どちらもほぼ同じだそうです。 独特の香りはペリルアルデヒドという成分で、先に書いたように、食欲をそそり、抗菌作用も期待できます。 青ジソがお刺身などに添えられているのには、理にかなった訳があるということです。 また、カリウムも含まれているので、むくみの解消にもつながります。 古代中国には次のようなエピソードがあります。 三国時代、伝説の名医といわれた華陀(かだ)という人物がいました。その華陀が、カニによる重い食中毒で苦しんでいた若者にシソを煎じて飲ませると、若者はみるみるうちに回復したとか。 日本では、皆さんもよくご存じの、戦国武将・加藤清正が、朝鮮出兵の際に士気が下がっている兵士に、シソの入った漢方薬「香蘇散(こうそさん)」を用いたという逸話が残っています。 この逸話からは、精神的な面にも効果があるのが分かりますね。 夏に向けて、暑い日もだんだんと多くなります。 体調管理が難しい時期ですが、体の調子に耳を傾けて健やかに過ごしましょう。 院長水谷公治 |